2016-10-31

シオン修道会とグノーシス②

グノーシス主義の唱える「真の叡智」は

カトリック教会にとって

不都合すぎる脅威以外のなんでもありません。

なぜならカトリック教会という団体は

「神は神である。人は神に従うべき罪深い存在なのだ。」

と、庶民を言いくるめ続けることで

神への取次役としての地位と権威を保持し続けてきた営利団体なのですから。

しかしそれが完全な嘘であり

「人間が神と同一の存在であって、しかるべき道を進めば神として目覚める」

ことができるという真実など

カトリック教会にとってはまさに自らの存亡の危機でしかないのです。

そんな「叡智」をいつまでも保持され続けていたのでは

カトリック教会はいつまでも枕を高くして眠ることができません。

なのでカトリックは彼らを「悪魔」と罵るしかないのです。

さて、そんなシオン修道会が保持しているもう一つの真実…

つまりイエス=キリストの生涯とその血族についてですが

まぁ、もはや常識となりつつありますが

マグダラのマリアがイエスと結婚していて彼の子供を何人も産んでいる。

そしてその子供たちの子孫が今の欧州の王族の中にいる。

という

別にそれだけの話です。

しかし、シオン修道会はどうやら

どこにイエスの遺体が埋まっていて

マグダラのマリアの遺体もどこにあるのか…

しかもその二人の遺体は腐敗せずに

まさに亡くなった当時の姿を保っている

という情報を確信のもとに所持しているようです。

マグダラのマリアは、イエスのただの嫁ではなく

マグダラのマリアこそ、イエスがもたらした「真の叡智」に

誰よりも先に到達し、身に着け、実践していたようです。

しかし、イエスがグノーシス主義者だったことも

神のひとり子であるはずのイエスに子孫がいることも

カトリックとしてはあってはならない事態のため

カトリック教会は、まずイエスを非人間化し

そして母マリアをも聖母に祭り上げることで

マグダラのマリアの存在を消滅させようとし

イエスの真意など後世に伝える気はまったくないようです。

とても短く要約するとシオン修道会とはこういう組織のようです。

詳細は成書をお読みいただければと思います。

最後にもうひとつ。

シオン修道会は「ノアの洪水伝説」

についても何らかの確信を抱いているようです。

彼らが“匂わせる”だけなので真相はわからないのですが

どうやらレンヌ=ル=シャトー村付近こそが

ノアの箱舟がたどり着いた場所であるというのです。

(よく言うアララト山などではないようです)

そしてまたいつか訪れる「世界の大掃除」のときに

レンヌ=ル=シャトー村あたりにいれば生き残ることができる

と考えているようです。

こうなってくると正直もう本当なのか嘘情報なのかわかりませんが

“しかるべき時”が来れば彼らは真実を公開するようです。

それまではわれわれ一般庶民は

自らの探索と努力によって自力で神性へ近づくしかないようです。

スポンサーサイト

2016-10-27

シオン修道会とグノーシス①

グノーシス主義とは

「真の叡智」のみを信仰するキリスト教の異端宗派であり

イルミナティにもその流れが受け継がれている信仰集団です。

最近、以下の2冊を読んだので

グノーシスとシオン修道会についてまとめておこうと思います。

読んだのはこちら↓

ロバート・ハウエルズ著 「レンヌ=ル=シャトーの真実」
ローレンス・ガードナー著 「聖杯の血統」

さて、シオン修道会とは何かというと

イエス=キリストの生涯とその末裔に関する真実を保持している集団であり

その本質は古代エジプトのヘルメス科学の達人集団である

つまり、古代から続く「世界の真理の叡智」を修得し伝承し続けている集団

というような感じです。

まぁ特別と言えば特別なのですが

しかし、ヨーロッパではそのような“秘密結社”は歴史上いくつも存在し

消えていった組織も数多くある中

今でもその活動を続けている組織のひとつです。

そういう意味ではシオン修道会は「グノーシス」であり

カトリックから見れば「悪魔崇拝の集団」

ということになるでしょうか。

フリーメーソンやイルミナティについて深く調べていくと

いつか必ず「悪魔崇拝」という壁に当たるのですが

「悪魔崇拝」についても別のところで言及しておきたいですね…。

話を元に戻すと、シオン修道会のメンバーは

古代から持ち越され続けている「真の知識」を所有しており

彼ら自身がその「知識」を実践している一方で

その「知識」がいつの日か世間に受け入れられるようになる

そんな日の到来を待っているといいます。

そして世間の人々の精神性が十分に高まり

そしてその「真の知識」を受け入れうる土壌ができあがった時

彼らはその「知識」を放出するのだと言います。

「その時」までは、知識の誤解や濫用を恐れて

大事に保持しているのだと言います。

そのため、彼らは彼らのことを探ろうとする者や

社会情勢をコントロールするために

彼らの所有している「情報」を小出しにしている

のだそうです。

その一つが「ダヴィンチ・コード」のような映画だと言います。

彼らの所有する「真の叡智」は

グノーシスの他にも様々な表現をされるようです。

その一つが「イルミナティ」であり

あるいは「錬金術」です。

シオン修道会のメンバーをまさに真の錬金術を通して

真の霊性と叡智の獲得を目指すのだと言います。

この、「真の霊性と叡智」のことを「賢者の石」

と表現するようです。

そうです、錬金術とは

「卑金属から貴金属を合成する」

というようなインチキ科学ではなく

「一人の人間がどのように神性に至るのか」

という道であるのです。

2016-10-27

また始まった大麻ネガティブキャンペーン

25日、元女優の高樹沙耶が大麻所持を理由に逮捕されました。

芸能人が大麻の所持や使用で逮捕されるときは

十中八九、大麻ネガティブキャンペーンが張られているときです。

そういえばこの少し前にも鳥取県で

大麻栽培の許可を受けていた農家が大麻の使用で逮捕されましたね。

これを受けて鳥取県では大麻栽培が中止されました。

さらに

遡ること数か月

相模原の障害者施設での殺傷事件でも

犯人とされる植松聖容疑者が事前に大麻を吸引していた

と報道されました。

こういうのは全部

大麻へのネガティブキャンペーンと理解して良いと思います。

そもそもマリファナとヘンプの違いすら知らないB層以下には

とても効果的な戦略ですよね。

大麻栽培は戦前の日本ではごく当たり前の産業の一つでした。

なんの問題もない、とても有用な植物でした。

あまりにも有用なので

食用・線維用・建築資材・衣類・しめ縄など宗教的用途などなど

使い勝手があまりにも良すぎて

日本の社会・文化に広く浸透していた植物でした。

もちろん、「木こりの一服」として吸引されていたのも事実です。

近年ではヘンプに含まれるカンナビノイドのいう成分が

医学的に有用であるとのことで様々な疾患への有効性を

基礎・臨床レベルで報告する論文が多数出ています。

というかアメリカではすでに医薬品ですし。

かつては、モルヒネにとって代わる鎮痛剤となりうる
(しかも副作用は格段に少ない)

と期待されていましたが、そこまでの効果ではないようです。

ついでに触れておきますが

海外産のマリファナは確かに幻覚作用など強力なものもありますが

日本のマリファナ種にはそういった作用がほとんどない一方

軽度の抗うつ作用など、精神的には良い方に貢献する作用があります。

それは例えればアルコールと同じで

ほろ酔いで気分がよく、健康増強作用がある程度なら

飲酒が健康に寄与するのと同じことです。

さらに言えば、マリファナの摂取による精神的影響について

アメリカの精神医学会では「大麻精神病」というものが

果たして本当に明確に定義できるのかどうか議論の余地がある

とされています。

少なくとも、相模原の事件で言われていたような

妄想作用とか、攻撃性とか、そういう作用は本来あるはずがなく

植松容疑者の殺傷事件がいかにも「大麻のせいである」

という論調は言いがかり以外のなんでもないでしょう。

そんな大麻がなぜ法律で禁止されなければならないのか

まったく合理的な理由などありません。

では大麻を法で取り締まって誰が得をしているのか…

一つには上記のようにモルヒネの生産者…

つまりケシ栽培をしている組織。

そして鉄鋼業者。

フォード社がかつてHemp Carを製造した通り

1950年頃の鉄鋼と比較して1000倍ほどの強度をもつ大麻は

まさに鉄鋼業にとっては天敵なのです。

さらにはタバコ産業でしょう。

大麻の吸引は「木こりの一服」」として普及していましたが

そこにタバコという、より有害で、より依存性のある商品が

乗っ取りをかけてきたというところです。

タバコなんて先細りの産業ですが

その利権に食らいついている人々は

まだまだ利権にしがみつくのでしょう。

大麻の禁止を言い始めたのは

GHQことアメリカ政府のようですが

彼らの目的の一つは

「日本の精神・文化を徹底的に破壊すること」

でした。

そのおかげで神社のしめ縄がプラスチックのところも増えました。

有害なタバコが蔓延するようになりました。

CIAの広めた合成麻薬・覚醒剤に汚染されました。

種々のアルコールに浸るようになりました。

そして今の日本の社会があります。

日本特有の強力なコミュニティ社会は破壊され

核家族化が進むとともに個人主義が進みました。

今や隣近所がどこのだれかすら知らないような社会です。

一般庶民の暮らす生活圏こそが文化・精神の育まれる土壌なのに

それが破壊され尽くされようとしている…

それが今の日本なのでしょう。

2016-10-24

マスゴミのゴミなところ

マスコミュニケーション(大規模なコミュニケーション)が

マスゴミ(ゴミクズの集まり)と揶揄されるようになって久しいですが

マスゴミの本当にゴミな話をしましょう。

と言ってもこれは友人から聞いた話で

友人の友人が経験したお話ですが。

先月はパラリンピックの影響もあって

障害者スポーツに世間の関心が集まったのではないでしょうか。

そんな折に浅はかな創価NHKは

障害者に注目した番組を放送したものだから

「障害者なのに頑張ってて感動!」なんて逆に喧嘩売ってるのか?

と、世間様からだいぶ批判されたようです。

こういうことを積み重ねてみんなが受信料を払わなくなる日が

一刻も早く来ればいいですね。

それはさておき、マスゴミが障害者に注目して

「障害者でも頑張ってて感動!」

という番組をこれまでも何度も放送してきたのは

皆様もよくご承知ではないでしょうか?

つまりマスゴミは、障害者をみつけてはリサーチして

片っ端から取材を申し込んでくるのです。

友人の友人X氏のご家族に障害をお持ちの方がいるのですが

そのX氏ご家族の下に読売系マスゴミから取材の申し込みがあったそうです。

しかし、X氏ご家族は取材を丁重にお断りしたそうです。

そりゃあそうでしょう。

障害者だからなんだというのでしょう。

障害があっても一般人として普通に暮らしているのです。

というか、「障害者だから一般人ではない」という差別意識など

戦後の物質主義に陥ったB層以下の愚民しか持っていないでしょうから。

なのでそもそも障害者を特別扱いするマスゴミの取材など

意味のないものなのでお断りなわけです。

ということでお断りしました。

そしたら読売系マスゴミの人物が…

「他の家族は取材を受けてるんだから取材させればいいじゃないか。

 障害者のくせに気取ってんじゃない。何様のつもりだよ。」

くらいの暴言を吐き捨てたそうです。

マスゴミって本当にゴミクズですね。

2016-10-20

残念な黒石市市長

いじめを苦に自殺した(とみられる)女子中学生を写した作品が

写真コンクールで市長賞となった後に取り消された件で

マスゴミが盛り上がっています。

記者会見した市長は一転して市長賞を授与することにしましたが

「死は重いんですよ!」

と会見で発言したものの、その言動からは

自己保身感が漂っているように思えます。

別に市長を責めるつもりもなく、ご遺族の肩を持つつもりもないですが

市長賞を決定した後に「不適切だと思う」との理由で一方的に取り消して

遺族とマスゴミが騒いだら「やっぱり差し上げます」では

あまりにもいい顔しようとしすぎで信用度が下がってしまいます。

どちらも「誰からも責められたくない」という保身に由来する行動なのでしょう。

一方的に市長賞を取り消す前にご遺族と相談すべきでしたね。

あ、そうか

市にとってやっかいな事件で死んだ人が被写体になった作品が

コンクールに応募されてうっかり受賞しようものなら

事件への注目度が高まってしまってやっかいですものね。

それは確かに「死は重い」と言いたくなりますね。

でも「命は重い」とは言わないのですね。

ある意味で今回の写真は

亡くなった女子中学生の最後の命の輝き

とも言えなくもない写真。

そんな写真をあまりに軽率に扱ってしまったのですね。

死は重くても命が重いとは思っていないようですね。

2016-10-18

熱海に行ってきました

特に何も考えずに

なんとなく休みができたので

なんとなく行ったことのない国内の旅行をしようと思い…

しかも今、あまり混んでなさそうな場所を探してみたら

「熱海」

ということになり、行ってきました。

さすが海の街だけあって

夏休みが終われば行楽客もひと段落ですかね。

熱海は昔ながらの観光地として日本でも伝統のある土地ですが

やっぱり芸者さんがいる土地っていいですよね♪

それはさておき

まったく知らずに行ったんですが

熱海には「来宮(きのみやじんじゃ)」という神社があります。

来宮神社には日本で一番長寿という

樹齢2000年以上のご神木がありまして

天然記念物なんだそうです。

知らずに行ったとはいえ、

もしかしてお呼ばれしたのかと思って

御神木とコンタクトをとってみたのですが

御神木殿の精霊はどうやら龍神のようです。

妻もコンタクトをとってみたところやはり龍神と思うとのことでした。

美しい川がすぐそばを流れ

火山活動のおかげで海辺で温泉が湧きます。

熱海はこの龍神の恩恵で反映している街なんだなぁと思いました。

ちょっと聞いてみましたけど

富士山、まだ噴火するつもりないみたいですよ。

まぁ…

あくまで個人の見解ですけど。

熱海の温泉は弱アルカリ性だしそんなに熱くないので

とても入りやすく心地よかったです。

魚もやっぱり美味しいし

街には独特の風情があっていいですねぇ

来宮神社も含めて、また来ようと思いました。

いいとこですよ、熱海

2016-10-14

将来、二人に一人が癌に

なりません。

ガン保険のCMでせっせと

「将来、二人に一人が癌になる時代」

とか言ってるけど

そんな時代は来ません。

アメリカではすでに年間の癌発生件数が減少傾向に転じています。

アメリカは任意保険制度なので

お金持ちは高度な医療を受けることができるし

貧困層はお金のかかる医療は受けられません。

そのおかげで最下層の人々は

無料で薬を投与してもらえる治験に参加します。

なのでアメリカでは新規医薬品の開発が盛んなのです。

なにせ人体実験の材料はごまんといるのですから。

それがアメリカが医療の最先端国家である理由のひとつ。

でもその裏返しで良い効果も出てきています。

アメリカ人は「勤勉だけど深く考えない」という性質です。

その勤勉さと貧困層の多さが結果的に良い方向に働いて

標準的な医療以外で健康を維持するための研究が

日本よりもはるかにせっせと行われてきました。

その結果、食習慣や運動習慣の改善あるいは

代替医療の発展という結果につながり

また、議員の中にも増え続ける疾患と社会福祉費を

なんとかするために真剣に活動した人々がいたおかげで

アメリカではすでに癌の発生数は減少し始めています。

日本の医療はアメリカから20~30年遅れているといいますから

あと20~30年すれば日本でも癌患者は減少傾向に転じることでしょう。

とすれば、今ある程度若い世代は

ガン保険に入るなんてまさに溝に金を捨てるようなものです。

医者の言うことや保険会社の言うことを鵜呑みにせずに

自分の健康には自分で責任を持つ時代が来ています。

2016-10-11

ピロリ菌は除菌しないほうがいい③

さて「常在菌としてのピロリ菌」という側面と

「胃癌の原因としてのピロリ菌」という側面…

この二つの側面は相容れるものとは考えられません。

というか、「ピロリ菌=胃癌の原因」論は

やはり間違っていると思います。

なんせ数千年も東アジア人と共生してきて

免疫機構の発達に寄与してくれていた菌です。

しかもピロリ菌は胃酸の分泌を抑制するので

むしろ胃潰瘍や胃炎、逆流性食道炎などの悪化を防いでいる

とさえ考えられます。

つまり…

ここでも大腸癌と同様に考えると…

ピロリ菌に感染している東アジア地域で胃癌が多い理由は

ファストフードを筆頭とした粗悪な肉と油の横行

こそが原因ではないかと思えるのです。

アジア人がアジアの伝統的な食文化を続けていれば

おそらく胃癌は増えなかったのでしょう。

しかし今や日本では伝統的な食文化は失われてしまった…

それならば日本人に残されている選択肢は

「日本人の本来の食生活を取り戻すか」

「長年の友人に別れを告げるか」

のどちらかではないでしょうか。

2016-10-07

ピロリ菌は除菌しないほうがいい②

では、なぜピロリ菌は最近になって「悪者」になったのでしょうか?

その理由は西洋医学の「エビデンス」にあります。

西洋医学ではエビデンス…

つまり科学的な根拠(証拠・データ)が重要であるとされます。

それは確かにその通り。

なんの根拠もなく治療をするのは大問題ですね。

ですが西洋医学における“エビデンス”には

非常に大きな欠陥があります。

それは、あまりにも安直な統計学的因果関係です。

といってもわかりづらいでしょう。

例えれば「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話です。

「風速10m」と「桶屋の1日の売り上げ」に

統計学的な相関関係があればそれは

医学的には因果関係が成立するということになります。

つまり「風が吹けば桶屋が儲かる」です。

この、深い意味論は考えずに統計学的な因果関係を追求する…

これが医学的エビデンスの欠陥です。

ピロリ菌の場合には

「胃潰瘍や十二指腸潰瘍を再発する人にピロリ菌が多い」

「ピロリ菌を除菌すると潰瘍が減る」

なので「胃潰瘍になったらピロリ菌は除菌しましょう」

ということになる。

けれども今までに

「ピロリ菌が潰瘍を生じさせること」は証明されていません。

果たしてピロリ菌は胃潰瘍の「原因」なのでしょうか。

同様に、「胃癌になる人はピロリ菌が多い」

「胃癌で胃を部分切除した後にピロリ菌を除菌すると胃癌の再発率が減る」

などの統計学的な因果関係から

「ピロリ菌は胃癌の原因である」

という論調になってしまう…

しかし、ピロリ菌は本当に胃癌の「原因」なのでしょうか。

こういう意味論がまったく無視されています。

2016-10-06

ピロリ菌は除菌しないほうがいい①

ピロリ菌は胃の中に住む菌の一種で

東アジア中心に広く分布しています。

特徴的な胃炎を起こすため

欧米に比べて胃癌の多いアジアにおける

胃癌の原因の一つとして認識されています。

そのため近年では人間ドックや健診でも

ピロリ菌の感染を調べるケースが多く

「ピロリ菌に感染していたら除菌しましょう」

という流れになっています。

が、しかし

このピロリ菌を発見し、血液検査による検査方法を発見した

元アメリカ感染症学会会長の先生が

邦題「失われていく我々の内なる細菌」

の中でこの最近の潮流に異議を唱えています。

そもそもこのピロリ菌は

東アジア人にとっては何千年も共生していた「常在菌」なのです。

たしかにピロリ菌の感染によって

胃粘膜は胃の下半分を中心に委縮して炎症を起こします。

この慢性胃炎が長期的な胃癌の発生リスクとされていますが

この炎症自体は正常なアレルギー反応あるいは免疫反応であるといいます。

正常なアレルギー反応とは花粉症やアトピーのような

免疫機構が暴走している状態ではなく

「異物に対してきちんと反応している状態」です。

実は乳幼児期にピロリ菌に感染することによって

免疫機構が構築されていくため

“免疫機構が暴走した状態”である

花粉症やアトピー、気管支喘息などのアレルギー疾患にかかりにくくなる

といいます。

これと同様のことをかつて

日本人医師の中にも主張している先生がいました。

(お名前は忘れましたが…)

その先生の場合はサナダムシなどの寄生虫でしたが

寄生虫に感染される機会が減ったことが

アレルギー疾患の増加の原因である

との主張だったと記憶しています。

ピロリ菌が素晴らしいとも

寄生虫が素晴らしいとも言いませんが

つまりは生まれた直後から様々な「異物」と接することで

人間の免疫能力は鍛えられていくため

“自他の識別能”が高まると考えられます。

近年の「なんでも除菌」という風潮には確かに違和感を覚えます。

人間の生活の基本は自然のなかのはずです。

自然のなかには数えきれないほどの細菌が存在するはずです。

それらのなかで、協力関係を結ぶもの、そうでないもの

さまざまな菌との交流を通じて人体の健康が作られていたはずです。
プロフィール

Saga of Gemini

Author:Saga of Gemini
一外科医として
今、できることを。。。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR